2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いろいろなビルド用の分岐にタグを使ってみる(例えばlambda用のビルド)

いい感じにできないか考えたりしていた。アイデア段階で途中だけど途中経過をメモ。 TODOアプリを模したコードがあったとして、以下の様な操作が提供されているとする。 type TodoApp interface { List() ([]Todo, error) Add(todo Todo) (Todo, error) } こ…

goでSQLのquery logを出力させるのにsimukti/sqldb-loggerが便利かもしれない

github.com goでRDBMSを利用したコードを書いているときに、実際に発行されたqueryを知りたいことがある。特定のORMやquery builderでは対応していて何らかの設定を追加すると見えるものがあるが、そもそもquery logの出力に対応しているかどうかを判別する…

httptest.ResponseRecorderを使っていてもRoundTripperを使いたい

時折、テスト中にRoundTripper (client.Transport) を挟んで良い結果を得ようと企む事がある。コレに対応可能なのがhttptest.Serverを利用した通信のときだけだと思っていたけれど。一手間加えるとRecorderを利用したテストでも対応可能な事に気づいたのでメ…

巷で見かけるClean Architectureのコード例に対するモヤモヤについて

たまにはふわっとしたことをふわっと書いてみるかということで書いてみた。 はじめに Clean Architectureについての記事をたまに見かけることがある。多くは自分の馴染んだ言語でこのように実装してみましたと言う例なのだけれど、多くの場合にモヤモヤを抱…

web APIのテスト時に500のときにはstack traceを表示したい

通常、status codeが500のresponseにstack traceなどが含まれているとセキュリティ的にはよろしくない。そんなわけで500のresponseは簡素な表現になる。一方でテストのときなどに、簡素な表現だけが表示された場合には、stack traceを含めたい。含めない場合…

go-chi/chiでJSON logを手軽に使う方法

go-chiは、あまり素のnet/httpからかけ離れたラッピングを行っては居ないので、goでのweb APIの取扱を考えたりするのに便利なのですが、本番運用のことを考えるとJSON logが欲しくなったりしますね。 go-chiのloggerミドルウェアの出力は綺麗なのですが、こ…

go-chi/chiの動作確認時に最初に書くコード

個人的には、細々としたコードの動作確認のために小さな1ファイルのコードを書くということを常々やっている。頭があまり良い方ではないので、ドキュメントを読んだだけでは実際の動作を正確に理解することができない。加えて微妙な差異を追加しての比較検討…

fmt.Errorf()とerrorsのセットとgolang.org/x/xerrorsは異なる

前回の記事でfmt.Errorf()がpkg/errors.Wrap()を殺すという話を書いた。これはもう少し雑に言えば、エラー時に位置情報を記録したいということだった。 そしてこれについて以下の様な発言をしつつ調べていたところ、かつてのpolyfilだと思っていたgolang.org…

fmt.Errorf(" : %w", ...)は、pkg/errors.Wrap()を殺す

go1.13以降、github.com/pkg/errorsから、標準ライブラリのerrorsとfmtを使う形への乗り換えが行われていたり行われていなかったりする1。 乗り換えの方法についてはerrors.Is()やerrors.As()の使い分けに終止している事が多い気がする。それ以外の変更点で…

goのerrors.As()でpanicしちゃう話

ドキュメントに書いてあることだけど、渡し方をミスるとerrors.As()はpanicしてしまう。 As panics if target is not a non-nil pointer to either a type that implements error, or to any interface type. errors.As()の使い方 その前に errors.As()の使…